2020/07/17

報道関係各位

大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会

スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクトに採択
~大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティ化を加速~

大手町・丸の内・有楽町地区(以下「大丸有」)まちづくり3団体※1の内の、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下「大丸有協議会」)では、この度東京都が公募した「スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクト」に応募し、7月17日に採択されました。

本イベントでは取材・撮影が可能です。9月下旬~10月上旬に別途ご取材案内状を配信予定本事業は、東京都の「スマート東京実施戦略」及び「スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けたデータプラットフォーム構築の基本方針」に基づき、東京都がデータ、先端企業の集積等に競争力を有するエリアを区域指定し関係機関等とも連携しながら様々な政策資源を集中投入することで、地域に密着したリアルタイムデータ等の蓄積と活用の仕組みを作り、複数の領域を横断した最先端のサービスの都市実装を実現するモデル地域のプロジェクトを支援するものです。

当地区では、本年3月に「大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティビジョン」を公表し、地区の日常・非日常におけるポテンシャルの拡大・レジリエンスの増強を目的とした区域の発展的課題の解決を宣言致しました。ビジョン実現のために、スマートシティ化をまちづくりの目標達成の手段として捉えるビジョンオリエンテッドによるまちづくりを目指し、新技術や都市のデータを活用することで既存の都市機能のアップデートと都市空間のリ・デザインを推進します。さらにデジタルと都市を高度に融合し、都市のリアルタイムデータを収集し活用する「データ利活用型エリアマネジメントモデル」を確立することで、「エリアマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)モデル」の構築も視野に活動してまいります。

本事業の採択を受け、大丸有協議会ではスマートシティ推進委員会を中心に東京都とも密に連携し、スマートシティ化の先導地区としてより一層、新技術や都市のデータを活用することで、既存の都市機能のアップデートと都市空間のリ・デザインの実現を加速させていきます。大丸有協議会では、日本のスマートシティの進展のため今後も街づくりの発展に向けて様々な活動を実施してまいります。

プロジェクトの活動ポイントおよびイメージ
スマートシティビジョン・実行計画で設定した発展的課題(課題カテゴリー1~4)をユースケースとし、モビリティWGをはじめとしてテーマ毎のワーキンググループの組成及び先行した取り組みとの連携によって都市機能をアップデートするサービスの創出・都市空間のリ・デザインに着手致します。またこれらを実現するための、デジタル基盤の構築を行い、データ利活用型エリアマネジメントモデルを構築。他地域への展開も目指し活動してまいります。

取り組みのポイント イメージ図

※1 「一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有協議会)、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア)」の3団体は連携して大丸有地区のまちづくりを推進しています。

大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティビジョンとは
大丸有スマートシティビジョンは、大丸有の『まちづくりガイドライン』に示された『まちづくりの目標像』を実現するための「ビジョンオリエンテッド」によるスマートシティ化を明言。スマートシティをまちづくりの目標を達成するための手段として捉え、新技術や都市のデータを活用することで、既存の都市機能のアップデートと都市空間のリ・デザインを実現していきます。大丸有のスマートシティは「データ利活用型エリアマネジメントモデル」を確立し、他のまちでも展開が可能となることを目指します。デジタルと都市を高度に融合し、都市のリアルタイムデータを収集することで、従来は経験則等で判断してきた部分も含めて、データに基づいた意思決定を行う「エリアマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)モデル」を構築。これにより都市の状況をリアルタイムに可視化・分析・シミュレーション等をすることが可能になり、まちの「創造性・快適性・効率性」が飛躍的に向上し、その価値が増大していきます。

大丸有のエリアマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)モデル

都市空間のリ・デザインのコンセプトとイメージ
スマートシティ時代に実装される新技術に対応した便利で快適なまちを実現するため、都市から収集したデータをもとにしたシミュレーション等を行い、都市空間のリ・デザインを検討。そのコンセプトを「Smart&Walkable」と設定し、ユニバーサルに誰もが快適・安全・安心して移動を楽しむことが出来ると同時に、大丸有エリア以外との近接性を高めることを通じ人と人との交流や出会いが拡大することを目指します。ウォーカブルな空間では、歩行者やくつろぐ人々と多様なモビリティが共存することを想定しており、路面のライティング装置によるフレキシブルなゾーニングや、歩車共存を可能とするグリーンスローモビリティの導入等を想定しています。具体的な実験やシミュレーションを通じて実証・検証し、その取組みを進めていきます。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会PR事務局
(共同ピーアール株式会社PRアカウント本部9部担当:内山・前山・高橋)
Tel:03-3571-5236Fax:03-3571-5380
E-mail:tokyo-omy-pr@kyodo-pr.co.jp

プレスリリースファイル

^
TOP