環境データを活用した快適なまち歩きWEBサービス 「TOKYO OASIS」 社会実験を2月15日(水)より再始動
2023年02月15日
大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体(*)の一つである一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会が事務局を担うGreen Tokyo研究会では、「緑」「GIS」「都市気象」「グリーンインフラ」に関連する民間企業や行政間等の連携により、都市環境の総合的な評価システムのプラットフォーム構築を目指しています。
今回、Green Tokyo 研究会では、快適なまち歩きを提案するWEBサービス「TOKYO OASIS」の社会実験を2月15日(水)より大手町・丸の内・有楽町(以下、大丸有だいまるゆう)地区にて再始動します。
「TOKYO OASIS」は、「大丸有環境アトラス(大丸有地区の環境情報等をデータベース化し、新たな価値の発信につなげる情報プラットフォーム)」をリアルタイムに可視化・シミュレーションし、“快適に過ごせる空間(ルート・場所)”の情報を発信するWEBサービスです。
2020年夏の社会実験では、現在地から“OASIS SPOT(=快適に過ごせる場所)”までの快適な日陰ルートを検索できるサービスを提案し、2021年夏にはさらに「座れる場所」や「樹木情報」、「降雨予測」、3種のルート検索(日なた/日陰/最短)のサービスを追加提案してきました。
今回の再始動では、これまでのサービス利用者の声を踏まえ(1)より多様な“快適に過ごせる場所(OASIS SPOT)”の表示、(2)地上・地下一体となったまち歩きルートの検索等の機能や情報表示を追加。これらの追加サービスを活用し、五感を刺激する実空間のリアルなまち歩きを楽しんでいただきたいと考えています。
新型コロナウイルス感染症の流行から3年が経過し、人々に求められるまちの在り方が大きく変化する中、Green Tokyo研究会では、これからのまちの魅力や価値などを「TOKYO OASIS」を通じ模索してきました。本再始動をもって、これまで同様に利用者の声の収集・分析を継続しながら、まちと人をつなげ、新たなまちの魅力や価値の発見を通じて、持続可能かつ感性や創造性を刺激するまちづくりを目指していきます。
大丸有地区にて、ぜひアップデートしたWEB サービス「TOKYO OASIS」をご活用ください。
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