大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティプロジェクト 新しい低速自動走行モビリティによるまちづくりに向けた実証実験を実施
2023年03月03日
大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体の一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下「大丸有協議会」)は、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアにおけるスマートシティビジョンで掲げる都市のリ・デザイン像に基づき、ゲキダンイイノ合同会社と連携し、2023年2月27日(月)、28日(火)、3月1日(水)の3日間、丸の内仲通り(東京都千代田区)にて新しい低速自動走行モビリティの公的空間における走行実現性および移動の体験価値に関する実証実験を実施しました。
2023年4月1日に施行予定の改正道路交通法にて設置される新車両区分「遠隔操作型小型車」への認定を見据えた公道での試験走行という位置づけで、今回走行したゲキダンイイノ社製モビリティiino type-S712(*1)が地上の公道を走行した、日本初の事例です。
今回の実証の結果、歩道や建物内貫通通路等の公的空間において人とモビリティが共存する景観に対する社会受容性や安全性を確認することができ、走行実現性があることを確認しました。また、実証実験を通して、低速走行ならではのまちの空気感を味わい、ドリンクスポットと連携する移動体験価値、モビリティに自由に乗り降りし移動の利便性を高める価値が確認できました。日常時ならびに観光・MICE等の非日常時のユースケースのニーズが存在することを明らかにしています。
本取組みは、大丸有協議会を構成員とする大丸有スマートシティ推進コンソーシアムが採択を受けた2022年度「国土交通省(都市局) /スマートシティ実装化支援事業(継続採択/4年目)」の一環として実施。
実証実験は、大丸有エリアにおけるSmart&Walkableのコンセプト実現に向け、自動走行ロボットや自由なグリーンスローモビリティ等の新たなモビリティ等と人が公的空間で共存するリ・デザインの都市像の在り方を検証したものです。今後もSmart&Walkableの実現に向けて大丸有エリアはスマートシティ関連の取組みを推進してまいります。
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