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PRESS RELEASE

「第9期 丸の内プラチナ大学」開講

2024年08月09日

学生からビジネスパーソンまでが社会課題と向き合い創造性を高め合う

「第9期 丸の内プラチナ大学」開講

伝統芸能、自然科学、人文科学、社会科学を結集し「物語思考」を身に着ける「物語思考デザインコース」を新設

 

開催日時:各コース共通DAY1  9月5日(木) 18:30~20:30
     基調講演 「プラチナ社会への道筋」
     講師:小宮山 宏 氏(三菱総合研究所 理事長、プラチナ構想ネットワーク 会長)
     ※DAY2以降、各コース4~7回の講座を実施(2025年3月まで)

開催場所: 3×3Lab Future(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階)

 

大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)では、三菱総合研究所の未来共創イニシアティブ、⼀般社団法⼈ソーシャルビジネス・ネットワークと連携し、日本全体の活性化を目指す地方創生や、人生100年時代のキャリア、ソーシャルビジネス、再生可能エネルギー、ウェルビーイングなど、話題となるテーマについて学びながら想いを共有するコミュニティを育み、参加者の今後のキャリアやライフデザインを考えるきっかけを提供する市民大学「第9期 丸の内プラチナ⼤学」を 2024年9⽉5⽇(木)に開講します。

今年度は新たに、スターバックスコーヒージャパン立上げ総責任者を務めた梅本 龍夫氏を講師に迎え、ビジネスにおいて多様な社会のニーズを読み解くための思考力が求められる中、新規事業の創出や企業理念の実現、その展開を考えていく「物語思考デザインコース」を創設しました。講師の経験も踏まえながら、伝統芸能、自然科学、人文科学、社会科学を通して、リーダーとフォロワーの関係や心理的安全性等を捉えていきます。

その他にも、社会課題に向き合う全9コースを開講。創造性を高める様々な講座の提供を通じて、組織での活躍や起業、社会貢献など人々の可能性を広げる機会を創出してまいります。

 

■丸の内プラチナ大学とは

2015年のプレ講座を皮切りに2016年より第1期をスタートし、今年で9期目となります。これまで学生からビジネスパーソンまで多くの受講者が課題解決力や新規事業創出につながるヒントを学び、地方創生に取り組む逆参勤交代コースからフィールドワーク先の地域との2拠点生活を開始する方や、アグリ・フードビジネスコースから地域生産者の販路開拓支援に携わる方、ライフシフト起業コースから実際に起業に挑戦する方を輩出するなど、キャリアやライフデザインを考える機会となっています。また、同時に講師やゲスト、受講生同士、フィールドワーク先の方々など多様な人的交流が促進され、各テーマへの想いを共有しながらコミュニティを育んでいます。

 

 




過去の開催の様子(上から逆参勤交代コース、アートフルライフコース、Social SHIFTテーブルコース)

 

「第9期 丸の内プラチナ大学」 コース内容

■DAY1(基調講演、オリエンテーション・ガイダンス):9月5日(木)18:30~20:30                                          

基調講演:プラチナ社会への道筋
地球温暖化や資源枯渇、少子高齢化、格差問題など現代社会が抱える課題は多岐にわたります。しかし、今ここで正しい方向に舵を切れば、私たちは明るい未来に。その実現に向けた丸の内プラチナ大学への期待と可能性を伝えます。
講師:小宮山 宏 氏(株式会社三菱総合研究所 理事長、東京大学 第28代総長、丸の内プラチナ大学 学長)
オリエンテーション・ガイダンス:丸の内プラチナ大学の起源や展望について紹介。その後、選択コースの概要案内、講師紹介を行います。

 

■DAY2以降、各コースごとに開催。以下、各プログラム概要について記載。

●逆参勤交代コース(定員40名、全4回)
講師:松田 智生 氏(株式会社三菱総合研究所 主席研究員、丸の内プラチナ大学 副学長)
内容:東京講座では各地域の首長又は幹部が登壇し、地域課題の理解を深め、特産品や地酒の魅力を体感します。オプションのフィールドワーク「トライアル逆参勤交代」では、地域を訪問し、首長又は幹部向けに提案を行います。
<対象地域>北海道乙部町、北海道美唄市、長崎県壱岐市

●アグリ・フードビジネスコース(定員30名、全6回)
講師:中村 正明 氏(関東学園大学 教授、大丸有「食」「農」連携推進コーディネーター)
内容:全国各地(北海道苫前町、群馬県太田市、愛媛県伊方町、宮崎県、石川県珠洲市等)から魅力的なゲスト(生産者・食関連事業者・自治体等)をお招きし、日本の食と農の現状や課題、課題解決のためのフード・イノベーションや、食をいかした地域活性について実践的に学びます。

●繋がる観光創造コース(定員30名、全6回)
講師:吉田 淳一 氏(株式会社NTTデータ 経営企画本部 シニアスペシャリスト)
内容:様々な地域・人々との出会いを通じ、その地域が本来持つ価値「あるもの(人)」を一緒に探し、誰もが知らない間柄の「ソサエティ」から、皆が互いを知り尊重しあえる「コミュニティ」の間柄になれる心通える感情人口醸成の講座を目指します。オプションプログラムとしてフィールドワークを実施予定です。

●アートフルライフコース(定員30名、全7回)
講師:臼井 清 氏(事業開発アーティスト、合同会社志事創業社 代表、株式会社美術出版エデュケーショナル 市場開発事業部 プロデューサー)
内容:「アートの持つ様々な魅力を体感し、人生を豊かにする自分らしい感性を磨く!」本コースの今期のテーマは “重なる、交わる、つながる”。「つながり」の大切さが見直されている昨今ですが、そもそも、なぜ私たちは様々なものとの「つながり」を求めるのでしょうか。アートの視点を通して「つながり」について、参加者皆さんと一緒に楽しく探っていきます。

●ライフシフト起業コース(定員30名、全7回)
講師:塚本 恭之 氏(ナレッジワーカーズインスティテュート株式会社 代表取締役)
内容:人生100年時代の今、一つの組織はもちろん時には組織自体から離れて、自分自身のビジネスを始めたいと希望する方が増えています。本コースは“自分らしい”起業の準備を学び、ビジネスパーソンでありながら、自身のビジネスを考えていきます。個別の起業相談(無料1~2時間程度)も受け付けます。

●Social SHIFTテーブルコース(定員12名、全4回)
講師:石井 綾 氏(一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク 事務局長)
内容:経験やスキルを活かして地域やソーシャルビジネスの現場で働きたい(またはプロボノとして活躍したい)と考えている方などを対象に、未来志向型ビジネスや、新しい生き方・働き方を実践するソーシャル・イノベーターと語り合う中で、ライフシフト、ワークシフト、ビジネスシフトのヒントを探ります。少人数で、ゲスト講師を囲んでの展開となります。

●再生可能エネルギー入門コース(定員30名、全7回)
講師:三上 己紀 氏(立命館大学 客員研究員、エコッツェリア協会 研究調査室長)
内容:再生可能エネルギーをわかりやすく学びながら、地球温暖化や未来の社会のことを考える本コースでは、「GX(グリーントランスフォーメーション)2040ビジョン」についてもまちづくりの視点から考えます。“ソーシャルグリーンイノベーター”を目指していきます。

●ウェルビーイングライフデザインコース(定員30名、全7回)
講師:前野 マドカ 氏(EVOL株式会社 代表取締役CEO、一般社団法人ウェルビーイングデザイン 理事)
内容:自分らしく幸せに働き、生き生きと幸せに生きる人生をデザインするためのヒントをともに学びます。今年度は「人としての成長」を基本テーマに据え、参加者それぞれが何を目指して人生を生きたいのかを明確にしながら、幸せに歩む仲間とともに人生を共創します。

●物語思考デザインコース(定員28名、全7回)
講師:梅本 龍夫 氏(有限会社アイグラム代表取締役 物語ナビゲーター、立教大学大学院社会デザイン研究科 客員教授)
内容:「能」や「空海」を始め、伝統芸能や自然科学、人文科学、社会科学を結集し、「物語思考」を身に着けていきます。多彩なゲスト講師を招き、自分、そして社会の「問い」のヒントに出会い、共にデザインしてみる学びの旅です。

 

一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)について
2007年5月より活動を開始し、2024年に17周年を迎えました。エコッツェリア協会では、会社でも自宅でもない第3の場所「3×3Lab Future」を拠点として、「社会」「環境」「経済」をテーマに大手町・丸の内・有楽町(大丸有)地区のまちづくりを推進しています。大丸有地区に集う企業・就業者のコミュニティ形成や、 次世代のサステイナブルな社会の実現に向けて、未来につなぐ持続可能なビジネス創発に取り組んでいます。

エコッツェリア協会WEBサイト  URL:https://www.ecozzeria.jp/

 

(*)「一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有協議会)、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)」の3団体は連携して大丸有地区のまちづくりを推進しています。

 

 

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