環境データを活用した快適な外歩きWEBサービス 「TOKYO OASIS」 社会実験を7月27日(月)より開始
2020年07月22日
大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体*1の一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会は、Green Tokyo研究会の主要な会員として事務局を担っており、Green Tokyo研究会の活動を通して「緑」「GIS」「都市気象」「グリーンインフラ」に関連する民間企業や行政間等の連携により、都市環境の総合的な評価システムのプラットフォーム構築を目指しています。
新型コロナウイルスの影響により、ニューノーマルな生活として屋外の活用が見直されている現状を受けて、Green Tokyo 研究会では、涼しい快適な外歩きを提案するWEBサービス「TOKYO OASIS」を、社会実験として7月27日(月)より大手町・丸の内・有楽町(以下、大丸有だいまるゆう)地区にて開始いたします。本サービスには、同まちづくり3団体の一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会が連携し、情報発信やその効果の検証等を実施します。
「TOKYO OASIS」は、「大丸有環境アトラス(大丸有地区の環境情報等をデータベース化し、新たな価値の発信につなげる情報プラットフォーム)」をリアルタイムに可視化・シミュレーションし、快適に過ごせる空間(ルート・場所)の情報を発信するWEBサービスです。
今回の社会実験では、「快適性」の要素の中でも「涼しさ」を切り口としており、時間帯ごとの建物や街路樹の 日影情報をもとに、現在地から「OASIS SPOT(=快適に過ごせる場所)」までの涼しい快適なルートを検索 できるサービスとなっています。コロナ禍でのマスク着用の影響や、外出自粛で暑さに慣れない人々の熱中症を防ぎながら、自然環境を活用した酷暑対策の一環として快適な外歩きを提案します。
一方、「快適性」を感じる要素は人や時間、季節、場所などによっても多種多様なため、本サービスを通じて アンケートを実施し、更なるサービスの発展や今後のまちづくりに向けて、実際の利用者の意見を活用し、検討*2してまいります。このように、ひとりひとりが考え取り組みに関わるきっかけをつくることで、私たちは新たなまちの 魅力や価値の発見、持続可能なまちづくりを目指していきます。
大丸有地区に訪れた際には、ぜひ「TOKYO OASIS」をご活用ください。
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